よくある質問 - QUESTION -

 矯正歯科治療の期間は、その方のかみ合わせや歯並びの状態、年齢や成長によっても変わってきますので、個人差はあります。しかし、総論として動的治療期間という矯正装置を装着してから装置を外すまでの歯を動かす治療期間は、1年半~2年半くらいを目安にしていただくといいでしょう。歯並びの状態による治療期間の違いについては、歯が出ているかどうかを示す上下の歯の前後関係や、かみ合わせの深さを示す垂直的位置関係、さらにその方の症状の程度・難易度のほか、重なり具合などを総合的に判断することで、予測される治療期間が決まってきます。

 矯正歯科治療の期間は、かみ合わせの状態のほかにも、治療を開始する年齢や歯の生え変わり具合によっても変わってきます。混合歯列期といわれる大人の歯が生えそろう永久歯列の完成前の乳歯と永久歯の混在した時期に開始する矯正歯科治療では、骨格的な要素も含めての矯正治療では一般的に治療期間が長くなる傾向にありますし、永久歯の前歯のみの矯正治療では比較的に短期間で終了できる傾向が見られます。つまり、成長を考慮した矯正歯科治療は成長期が終了するまで継時的な骨格の変化を考慮していく必要となることが期間の長くなる傾向の要因となっています。

 さらに、使用する矯正装置の特徴を生かすように治療方法を選択することも重要になります。叢生という、歯の重なりが多い場合に、治療の初期に重なりが改善されやすい矯正装置を選択することや、前歯をたくさん後ろに下げたい場合に、アンカースクリューというデバイスを使用スクリューなど、その治療法に合った矯正装置を選択することは、スムースに治療を行なうための要因となります。このような様々な治療法の提案を考えて治療計画を立てることは治療期間にも影響します。 また、治療期間については、抜歯矯正か非抜歯矯正かという治療方針によっても変わりますし、歯を支えている歯槽骨という骨や歯肉の状態などのお口の中の環境によっても個人差がありますので、初診・相談カウンセリングの中でよくお話を聞いていただくといいでしょう。

 矯正歯科治療を始めるにあたって、最も重要なことの一つに挙げられるのが「どの矯正歯科クリニックで治療を行うか」ということになります。
矯正歯科医により、治療方針や治療方法も違ってくることがありますのでご自身にあったクリニックを選択することが大切です。

 矯正歯科治療の中で重要なことの一つが、診断になります。矯正歯科治療の開始時期や治療方法、また抜歯が必要かどうかなど治療方針までも含めた診断が正確でないと良い治療にはつながりません。そこには、矯正歯科治療のみならず全身的な健康なども考慮した診断力が必要で、知識や正確な情報さらに臨床経験などにより的確な診断がなされることになります。良い治療を行うための的確な診断が可能かどうかについては、一つの判断基準が各矯正歯科学会の認定医や専門医となるでしょう。

 さらに、治療を行うクリニックの施設内容や従事するスタッフの体制など実際に通院してみなければ判断しにくい面もあると思われます。これらについては、実際に通院されている方々のお話が聞ければ最も良い判断にはなると思います。また、初診カウンセリングでいくつかのクリニックでお話を聞いてみるのも良い方法と考えます。

 もう一つの考慮される選択の基準としては、継続的な通院についてとなります。ご自身の生活サイクルとクリニックの予約可能なタイミングが合っていないと長い治療期間の間に継続的な通院が難しくなってしまいますので、より良い治療結果を得られるようカウンセリングの中でも確認しながら、お聞きになってみるといいでしょう。

選択の基準になると考えられる事項を挙げますので参考にされてください。

1.矯正歯科学会の認定医・専門医資格を持っており、その先生が矯正歯科治療を行う。
2.十分にコミュニケーションをとれる形で診察が行われており、その治療内容についてよく理解できた。
3.ご自身の生活の中で、長期にわたる治療期間を考慮して無理せずに通院が可能である。

もちろん、上記の他にもたくさんの判断基準や大切な事項はありますが、ご自身に関する大切な治療ですので、参考にされていただけると幸いです。

歯列矯正を行う場合に、抜歯か非抜歯かという選択があります。これは矯正歯科治療のゴールを決める診断に関わる重要な治療方針の決定になります。
もちろん第一選択肢として、なるべく健康な歯をそのまま残して矯正治療を行うことを模索します。しかし、欧米人の骨格に比べて顎の奥行きが少ないアジア人(日本人)は歯の動く場所を必要とするため、全く抜歯しないで矯正治療を行うことが難しい場合も多いです。そのため、歯を抜かないで矯正歯科治療を行うためには、顎を大きく拡大するか、奥歯を後方へ移動させる必要があります。

しかし、拡大もしくは後方移動にも限界がありますし、骨の存在する位置までしか移動はできません。無理な拡大による非抜歯法での治療では、かみ合わせを改善することができないばかりか、歯が前方にも拡大してしまう場合もあります。また、顎の大きさを超えて拡大して無理に非抜歯による矯正歯科治療を行えば、矯正治療後に後戻りの原因になることもあります。反対に不必要な抜歯治療になれば、口元が引っ込みすぎたり、スペースが残ってしまう結果となる場合があります。つまり、歯や顎の大きさも人それぞれですので、精査した検査結果からその方に合った方法を適切に選ぶことが大切です。

参考:<抜歯と非抜歯の歴史的な論争>
歴史的な背景として、1900年過ぎからの矯正治療における[抜歯]か[非抜歯]の論争があります。近年においては、「必要な抜歯はやむなし」とほとんどの矯正歯科医は考えているとおもわれます。しかし、たびたび”抜歯は避けた方が良い”という議論も再考され、矯正歯科学において永遠の問題とも言われています。
これらの源流には、近代歯科矯正学の父ともいえる.E.H.Angleの矯正治療に伴う抜歯の考え方にあると言われています。
Angleの出版した教科書の中で、1903年に出版した第6版までは、治療例の多くに小臼歯抜歯症例が紹介され、重篤な上顎前突症例では抜歯することを推奨していました。ところが、その直後に、矯正治療における便宜的な抜歯を否定する見解に転向し、第7版の教科書からは抜歯という項目さえ消失してしまったのです。

しかし、当時からAngleに異論を唱える矯正歯科医がおり、その代表がC.S.Caseでした。Case教授とのアメリカ矯正歯科学会雑誌上での議論は展開し、”1911年の抜歯論争”と言われるようになりました。Caseは「咬合異常の原因についての慎重な検討の結果によれば、抜歯もまたやむを得ない場合もある」としています。今では、Caseの主張の方が当然であると思われますが、当時はAngleの方が正しいとされました。しかし、1940年には、Angleの一番弟子であったTweedが、「抜歯による矯正の再治療100症例」を発表するに至り、この頃すでに多くの矯正歯科医が、すべてのケースを非抜歯で仕上げるのは困難と感じていたということがわかっています。

現在は矯正装置やワイヤーの研究、開発が進み優しい力で無理なく歯を動かすことができる様になったため、骨の硬くなった大人でも十分に適切な歯列矯正を行うことができます。
歯肉と歯を支える骨が健康であれば、年齢に関係なく矯正歯科治療を始めることが可能です。成人の矯正歯科治療について、その特徴や目的また小児の歯列矯正との違いなどを以下にまとめましたのでご参考にされてください。

*成人の矯正歯科治療の特徴
若年齢のお子様だけでなく成人も矯正歯科治療はできます。きれいな歯並びと正しい咬み合わせをつくり、歯の機能を向上させるとともに、フェイスラインを整え、健康的で美しい口元となるなど審美的効果も期待できます。さらに歯並びをきれいに整え、正しい咬み合わせになることで、口腔内を清潔に保つことが容易になり、虫歯や歯周病などの歯科全般の予防効果が生まれます。これらのことで成人矯正歯科の特徴として、歯と歯茎の健康の維持に役立ち、アンチ・エイジング効果として全身の健康にも寄与します。

*小児期および成長期の矯正歯科治療との違い
成人では矯正力に対する組織の反応が遅いため、歯の移動には時間がかかることや、顎の骨の位置を改善することが必要な症例では外科的矯正治療の併用になることがあります。

*大人の歯列矯正の目的
・審美性の改善
大人の歯列矯正の大きな目的のひとつとして、審美性の改善という面があります。矯正歯科治療の目的には、かみ合わせを良くするということのほかに、審美性の改善も大きな目的にもなります。口元の改善により顎顔面に対するバランスも改善することを目標に治療計画を立てていきます。
・かみ合わせの改善
大人の歯列矯正治療においても、かみ合わせの改善は大きな目的の一つです。不正咬合を改善しないと頭痛、肩こり、腰痛、膝痛など全身のいろいろなところに影響があると言われています。さらに食べ物をよく噛んで食べるようになり、消化や吸収を助け、内面からも健康にすることができるのです。
つまり機能を改善することと審美性を向上させることを両立させることが大きな目的となります。

歯の裏側に矯正装置をつけて、歯並びや噛み合せを直していく最新の矯正法です。
ティースアート矯正歯科では大人の方の半分以上がこの方法で歯列矯正を行っています。舌側矯正法(リンガル矯正)といい、まわりの人からは全く気がつかれずに歯並びをきれいにすることができます。

下の顎と歯の噛み合わせ、またその機能に不調和がある場合に、矯正装置により歯を移動させて改善していくことを目的としています。その結果として顔や顎のバランスにあった機能的調和も得ることができるのが矯正治療です。

子供の場合、1年から1年半、大人で1年半から2年が治療期間の平均です。
しかし、セラミック矯正、リンガル(舌側)矯正により期間は異なります。金額は治療料金を、ご参照ください。

人によって個人差はありますが、 表側からの矯正治療の場合は、唇に装置が当たりますので楽器の演奏に注意が必要な場合がありますので、個別にご相談ください。
また、食べた後に物が矯正装置の間に挟まり、磨き残し出やすいので、矯正専用の歯ブラシで磨く方法を当院ではお伝えしております。
裏側ですと話しにくい期間があります。
個人差もありますが、矯正治療の初期は正確な発音がしにくい時期があります。 物理的にお口の内側に矯正装置があるので喋りにくくなってしまいますが慣れてきますのでおおよそ1週間くらいは、はっきりゆっくりと発音されてください。
ただ、歯ブラシも喋りにくさも徐々に慣れてしまえば生活に支障が出る事はありませんのでご安心下さい。

もちろん可能です。
そちらの先生からのご紹介状と治療内容をご用意いただき、継続して当院で治療をお受け頂けます。
また費用に関しては、他医院で治療が進んでいる費用分と当院での費用をご相談してから決めさせて頂いております。
ご相談だけでも構いませんので、お気軽にご連絡を下さいませ。






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ティースアート矯正歯科では生活スタイルに合わせて、様々なタイプの歯列矯正をご用意しています。
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